排水管には、こんなに尿石が溜まるってご存じですか?

見えないところで進む“配管の詰まり”と清掃の重要性

写真にある大量の固まり。
実はこれ、すべて 排水管の中で固まっていた尿石(にょうせき) です。

普段、私たちは排水管の内部を見ることはほとんどありません。
しかし、トイレや小便器を長年使い続けると、
流れていくはずの汚れが徐々に配管の内側に付着し、
やがて 石のように硬く固まっていきます

最初は薄い膜のような汚れ。
それが毎日毎日、何年も蓄積すると、今回の写真のように 拳大な塊になることも珍しくありません。


尿石が溜まるとどうなるのか?

尿石が排水管に付着すると、さまざまなトラブルを引き起こします。

  • 排水の流れが極端に悪くなる
  • 小便器から異臭が上がってくる
  • 最終的には完全に詰まる
  • 逆流事故や溢れ(オーバーフロー)につながる
  • 店舗では「衛生的な印象」が大きく損なわれる

尿石は見た目以上に硬く、市販の洗剤では溶けません。
最終的には 専用機械による高圧洗浄や削り取り作業が必要 になります。


尿石は“自然に溜まるもの”。放置しないことが大事

尿石は、どんな場所でも自然に発生します。

今回の現場では、排水管の中で蓄積した尿石が完全に固まり、
砕いて取り除くレベルまで達していました。
ここまで進むと流れが回復するまでに時間とコストがかかります。


大切なのは「定期的な配管清掃」

尿石や油汚れは、放置すればするほど頑固に固着します。

しかし定期的な清掃 を行えば、
尿石の大きな固着や詰まりを未然に防ぐことができます。
トイレの排水管は清潔に保たれ、臭いや詰まりも防止できます。


見えない場所だからこそ、気づいたときには大きなトラブルになっていることも。

「最近トイレの臭いが気になる」
「流れが悪い気がする」
「長年清掃していないかも…」

そんな場合は、早めの点検・清掃がおすすめです。

ぜひお気軽にご相談ください。